友人と行った古本屋で見つけました。「発言小町」で面白いエッセイと紹介されていたので読みたくて書店を2軒回り、図書館も2か所回り、見つからずジリジリしておりました。手に入らないとなると「何がなんでも見つけてやる」と燃えてしまうタチです。
やっと見つけた。さてコーヒー片手に読み始めましょう。
読みだしたら止まらなくなります。
ご当人も妹さんも弟さんもお父様もお母さまも愛すべきキャラクターです。
私が一番好きなのはお母様、最強!
最後の二編は長めのエッセイです。「母の胸のキズ」と「祖父の棺桶」笑ったり泣いたり忙しいことになります。私の枕が濡れました。
ユニークな家族を冷静に見つめるまなざしと愛情が文章にあふれています。
親族の方たちも「感情的で爆発的傾向の強い我々一族」と書かれるだけあって強烈です。伯母様の平野レミさんの顔を思い浮べながら読みました。
他の著作も読みたい!と検索してみましたが、著書はこれしかないようです。
もったいない、実にもったいない。
こういう人はもっと書かなくちゃダメなのに!